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エアキャスター導入マニュアル

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エアキャスターシステムの取扱い

エアキャスターとランウェイの関係

動作原理の項目にて述べたように、エアキャスターはランウェイとの間に空気の膜を形成し摩擦抵抗を低減します。よって、ランウェイには一定以上の表面仕上げが要求され、十分な仕上げがなされていない場合、十分な能力を発揮出来ない上、エアキャスターの早期破損につながります。
また、ランウェイに勾配がついていると空気圧を掛け浮上させた途端に勾配下へと 流れてしまう恐れもあるので十分な注意が必要です。
*対応勾配は、平均値で0.3%までとなり、局部的には0.5%程度まで対応可能となります。

エアキャスターへの空気供給量

エアキャスターへの空気供給量は、エアキャスターより排出される排出量と等しくなります。型式により消費量は違いますのでエアキャスターシステム性能一覧を参照してください ただし一覧表に記載されている空気消費量は、ランウェイが最良の状態での消費量ですので、ランウェイの仕上がり具合によって消費量は変わってきます。
また、ランウェイに、段差やひび割れなどがある場合も、そのスキマより空気が逃げてしまうので消費量は増えてしまいます。

ランウェイの状態による消費量の割増

エアキャスターへの空気供給量

ランウェイの破損、及び補修

エアキャスターはランウェイの状態によって、大きく性能が変動します。よって、ランウェイの破損(スキマ)や段差などの空気の逃げ道がある状態では、十分な性能を満足できません。
その様な箇所を発見した際は、速やかに補修を掛けるようにしてください。
また、応急処置として、強度のあるテープなどをスキマなどに張って対応することも可能です。段差に対してもテープを張ることにより多少は良くなります。

対応可能なスキマと段差(単位:mm)

対応可能なスキマと段差

その他、注意事項

1)ランウェイの雰囲気
ランウェイ上に汚物、鉄屑、切粉等が無い状態を最良とします。
特に切粉などは、トラスバックを破損する恐れがある為、十分な注意が必要です。

2)移動に対する注意
摩擦抵抗が小さい為、移動中のエアキャスターを瞬時に停止させることが難しいので注意が必要です。
操作中、手の届く範囲にストップバルブを装備しておくことが望ましいです。
その場合も急激に供給を停止するのではなく、十分な減速時間を取って停止するようにお願い致します。

3)バイブレーション
エアキャスターに空気を急激に供給するとトラスバックとプレナムチャンバー部に圧力差が発生し、内部でバイブレーションを起す恐れがありますので、ゆっくりと圧縮空気を供給してください。
また、移動中にバイブレーションが発生する時は空気の供給量を調整(増減)してください。